UMTP

森美術館からの眺め


11月14日にUMTPで「SimpleModelingとSimpleModeler:モデル駆動開発をターゲットにしたオブジェクト・モデリング手法とScala DSLによるモデル・コンパイラ」のタイトルでお話をします。

http://www.umtp-japan.org/modules/activity2/index.php?id=92

SimpleModelingは、教育向け、中小規模企業システム開発向けのオブジェクト・モデリング手法で、「上流工程UMLモデリング」にまとめたものです。
このSimpleModelingの狙いの一つにモデル駆動開発があります。SimpleModelingはモデル駆動開発を念頭においてメタモデルを定めていますが、これを実現するために開発中のモデル・コンパイラがSimpleModelerです。
講演では、このSimpleModelingとSimpleModelerについて、モデル駆動開発を軸にお話をする予定です。

SimpleModelerは、Scalaで開発中です。
ツールの実装をScalaで行っているだけでなく、SimpleModelingのモデルを記述するDSLScalaメタ言語として採用しています。

SimpleModelerは、デモレベルの動作可能な物を近々公開予定です。
興味のある方は、以下の場所からソースコードをチェックアウトしてみてください。

http://code.google.com/p/simplemodeler/

mvn package

とすると、/tmp/godenport.dの下にテストの成果物が作成されます。
/tmp/goldenport.d/create/SimpleModelEntity/SmartDocRealmEntity-html/com.yorozu/index.html
を見てみると面白いと思います。

なお、日々開発中なので、時々コンパイルエラーとなる状態になっている時があります。その場合は半日ほどして、ソースコードをupdateしてみてください。